撮影をする時に光をあてる種類は3種類あります。

今回のモデルはイケメンさんにお願いしました。 PSX_20190901_200300

①【直接光】
文字通り、光を直接当てる方法
アクセサリー例:なし(直接当てるライトなので基本的にはアクセサリーは不要ですが、遊べるアクセサリーとして『グリッド』や『カラーフィルター』があります。)

②【透過光】
光を透過する物体(布や紙など)を通して当てる方法
アクセサリー例:『ソフトボックス』『トランスルーセントアンブレラ』『ディフューザーキャップ』『ディフューザー』など

③【反射光】(通称:バウンス光)
光を物体(板や壁など)に反射して当てる方法
アクセサリー例:『アンブレラ』『レフ板』『ディフューザー』など

それぞれどんな写真が撮れるのか見て行きましょう。


①【直接光】
ストロボ発光部が直接被写体に向いており、その間に光を遮るものがないのでとても強い光になります。
真夏の太陽の表現をしたり、強い光をで光とかげをしっかり分けたい時に使います。

アクセサリー例:なし
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②【透過光】
直接光より影を柔らかくします。が、ストロボ発光部は直接被写体に向いています。
透過させる物体との距離、被写体との距離で影のこさ、柔らかさを調整できます。

アクセサリー例:ソフトボックス
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※このソフトボックスは白い布が2枚入っています。
奥に付けたストロボ光がこの2枚の布を通して被写体に当たります。
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③【反射光】(通称:バウンス光)
ストロボ発光部は被写体とは逆を向いており、物に反射させた光を被写体に当てます。
透過光より更に柔らかい光を作ることができます。
ですが、被写体のみだけでなく周り全体に光が行き渡るため光を背景に回したくないときには使えません。

アクセサリー例:アンブレラ
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どうでしょうか?
3枚の写真の影のでかたが全然違うのが見てわかると思います。
うしろの影はもちろん、ドールの左手の影や、足と本の間の影のでかたをじっくり見てほしいと思います。

どういう写真を撮りたいかによってどの光の当て方がいいかなというのが少しイメージできたかな?と思います。